「性差をなくす」は「女性性をなくす」ではないこと

雑記

こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。

最近、「性差をなくす」ことってすごく重要視されてますね。
男女平等、すごくいい流れが来ていますし、やっぱり女性として仕事をしている以上「対等に見られたい」という思いは女性なら感じることが多いんじゃないかなと思います。

以前Twitterでこんな話題を見かけました。

「セクシーな女性を表す表現をやめる」
っていう流れがあるんですね。
確かに、多様性が進んで、制服も女の子がズボンでも良かったり、そういう選択肢が増えたというのはいいと思います。

この一連のツイートを読むとすごく共感できたんですが、特にこれ

「強い女性」は「男性っぽい」っていうのとはまた違うんですよね。

もちろん男性性が強い女性もたくさんいます。
仕事をしているときの女性はだいたい「男性モード」に入ってますよね笑

女性に男性性があるように、男性にも女性性っていうのはあります。
それは優しさだったり思いやりだったり、細やかな気遣いだったり、人によっては家事や育児など。
そういう部分は女性性だったりしますし、
割と音楽家は女性性を併せ持っている方は多いなあと感じます。

だから別にどっちの性別でもどっちの特性も持ってるんですよね。

要は「ジェンダーレス」っていうのは「女性だからこうあるべき」とか「男性だからこうあるべき」っていう境界線をなくそうよっていうことなんだと思うんですよ。

それが、「ジェンダーレスだから性別を感じさせないようにしろ」っていうのはまた別問題だと思うんですよね。

私は若い頃「女と見られて舐められるのは嫌だ」と思って、女性性っていうのはあまり表に出さず、基本的に男性性を強く生きている時がありました。割と今も近いですけど笑

でも、それってちょっと違うんだなと思って、割と最近は自分に素直に生きてるかなって思います笑

かわいいものやきれいなものも好きですし、料理とかも好きですけど、
でもプラモデルみたいな作業も好きですし、機械いじりみたいなのも好きです。
ネイルをしたりアクセサリーが好きだったりしますけど、
地べたにあぐらをかいて座って友達とゲラゲラ笑うのも好きです笑

昔はミニスカートを履いたこともありましたし、
でもデニム大好きなのでパンツスタイルのこともありましたし、
いまだダイエットして燕尾服カッコよく着たいなと思うこともあります笑

黙って俺について来いみたいな男性も素敵ですけど、
黙って私について来いみたいな女性も素敵ですよね!

最近は育児に積極的に参加するイクメンもたくさんいらっしゃいますし、
女性がガッツリ働いて、男性が家事育児なんて家庭も増えてきたと思います。

つまり多様性っていうのは「女性らしさをなくす」ってことじゃなくて、それぞれが「個」として認めるってことだと思うんです。

みんなが性差のない服を着るわけじゃなくて、いわゆる「女性らしい」(とあえて書きますが)見た目や内面でいることが好きな人はそうすればいいし、そうじゃない人はユニセックスな服を着るのもまたいいと認めることなんじゃないかなと。

女性だから「こうあるべき」でないなら、男性も「こうあるべき」じゃないんですよね。
もっと「個性を認められる社会」になるのが多様化だと思うんですよね〜。

古い考えに縛られてませんか?
今は個性の時代です。
相手が何を望んでいるかっていうのをよく見極めるってすごく大切ですよね。
女性だから「かわいい、セクシーだね」と言われるのが嬉しいかって言うとそうじゃない人もいますし、男性だから「頼れる、甘えたい」と思われるのが嬉しくない人だっていますよね。
それってそれぞれ価値観が違うんですよね。

だから、その人が何を言われたら嬉しいのか、何を望んでいるかっていうのはその人と「性差のない」コミュニケーションを取る必要があって、その上で見極めて「カッコいいね」と言われたいのか「かわいいね」と言われたいのか、相手の立場を考えてコミュニケーションを取っていける人がこれからの時代に必要なスキルなのかなって思います。

相手の望むことを判断して言える人って、素敵ですよね♬
私もそうありたいなーと思います。

ではまた。ばいば〜い!

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