「すきなこと」が仕事にできること

生き方、考え方

こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。

昨日娘がポロッと言った一言が素敵だったんです。

「好きなことで試験が受けられるって最高じゃない?」

なんて、考えたことなかったんですもの。

私は小さい頃からずーっと音楽しかやってこなくて、
特技と言ったら音楽ぐらいしかなかったので、
たまたまトランペットに出会ってトランペットが好きになって、
トランペットを仕事にしたいと思って大学に行き、いまだにこうやってトランペットを仕事とさせていただいているのですが、

やっぱり人並みに緊張はしますし、
不安になりながら楽器を吹くこともたくさんあります。

試験やオーディション、コンクールが本当に昔から苦手で、
人に評価されるということがこのうえない恐怖だったので、
自分の人生においてそういう人と競争する場所で勝ち取ったことというのはほとんどありません。

本当にメンタルが弱くて、まあそのおかげでこうやって発信をしたり、レッスンで生徒さんの気持ちに寄り添うことができるのでどうやったら解決できるかというのも伝えることができているのでいいんですが。

とはいえ、そもそもの発想として音楽って「すきなこと」なんですよね。
まずそこの発想がなかった笑
「生きていくための手段」とは思っていたんですけど、そうかあ、好きなことかあ。

「すきなこと」が仕事にできるって本当に奇跡みたいなことですよね。
尊いし、有り難い。
娘いわく、「みんな生きていくために好きじゃないけど働くわけじゃん。そう考えたら好きなことで試験できたり働けるって、すごくいいことだよね」とのこと。
もちろん、素直にそう言っていました。悪意のある言い方じゃないです。

そう考えたら、私は「すきなこと」を仕事にさせていただいていて、
それで好きなものを食べたり、買ったり、楽しんだりできているということで。
研究材料になるものを買ったりもしますし、インスピレーションを得るためにどこかに出かけたりもしています。
それは、全て私の「すきなこと」に色んな方が投資してくださった結果で、
そのおかげで今こうやってお仕事にさせて頂いてるんだなあと本当に感謝の気持でいっぱいになりました。

当たり前のように何かが買えるわけじゃない。
当たり前のように楽しんでいけるわけじゃない。

だから、今まで自分の音楽にたくさんたくさん貢献してくださった方たちに、それ以上のものを返していかないといけないな、と改めて感じました。

私の仕事で、誰かがトランペットを吹くのが楽しくなったり、
幸せな気分になったり、
仕事や勉強を頑張ろうと思ってくださったり、
そんな方たちのためにこれからもたくさんたくさん頑張ろうと思いました。

老いては子に従えと言いますが、
ホントに娘から気付きを得ることって多いなあ。

これからも自分の「すきなこと」が誰かの役に立てるように、今日も1日楽しもう♬

ではまた。ばいば〜い!

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