こんにちは!
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
一昨日の夜急遽出したこの動画。
すごくニッチなジャンルの動画ですが、意外と役に立ったという方がいたので文章でも書こうと思います。
普段から録音はオーディオインターフェース(Focusrite Scarlett2i2)を使っていたのですが、最近配信ように購入したミキサー(YAMAHA AG03)でも録音ができるということに気づいて比較動画を作ってみました。
最近音楽家関係の方から機材についての相談をしていただくことが多くなってきたのもあり、わかりやすく動画で説明してみようと思った次第です。
結論に関しては上記動画をご覧いただければわかると思います。
配信用ミキサーYAMAHA AG03の使用用途
まず、配信用ミキサーとして使っているYAMAHA AG03。
比較的安価で使えるミキサーです。
どんなふうに使っているかと言うとLINE LIVEやYouTubeのライブ配信のときに、機材をPCもしくはスマートフォンに繋いで、ミキサーにiPad、マイク、キーボード、ヘッドフォン(場合によってはスイッチャー)などを繋げます。
マイクで喋ったり楽器を演奏しながらiPadからBGMを流したり伴奏音源を流したりすることができるので、バランスさえ掴めれば「伴奏とトランペットを同時に聴いてもらうことができる」ようになります。
スピーカーなどから流れている伴奏音源に対してトランペットを演奏して配信すると、どうしてもマイクの音声が勝ってしまったり、リミッターがかかってどちらかの音が小さくなりすぎてしまったりします。
それを防いでくれるのが配信用ミキサーだと考えれば簡単だと思います。
画像がカクカクですが、先日のクリスマスの配信はこちらを使いました。
伴奏とのバランスとしては悪くないと思います(動画を見ながらだとイラッとするので音だけ聞いてみてください笑)
ファンタム電源にも対応していますから、コンデンサーマイクもバッチリ使えます。
音量の調整も細かくできますので、視聴者さんが伴奏聞こえにくいなーと言っていただければパパっと調整もできますし、本当に便利です。
オーディオインターフェースFocusrite Scarlett2i2
さて、対して普段吹いてみた動画などを録音しているのはこちらの機材です。
価格としては今はどちらも同じぐらいですね。
(時期によって変動があります。また緊急事態宣言が出ると機材買い進める方も増えるので今が最安値だと思いますのでお早めに!)
こちらは録音をお仕事にしている友人も勧めてくれたものなので、とても音がいいです。
軽いので持ち運びにも便利です。
先日は録音審査用の音源を録るのにこちらを持っていきました。
もちろん、オーディオインターフェースはピンキリで、もっといいお値段のもののほうがいい音がします!
とりあえず入門編としてこれを持っておけば大丈夫という感じでしょうか。
(欲しい機材はいっぱいある・・・笑)
こちらはMacBook ProのLogic ProXで普段録音をしています。
iMacはもともとSteinbergのUR22mk2を接続してあるのでたまにこっちで録音や配信のマイクを使ったりしています。
今回の録音環境としては、
■Focusrite Scarlett2i2→MacBook Pro,Logic ProX,マイクAKG P170
■YAMAHA AG03→iMac,GarageBand,マイクAKG P170
という環境で録りました。
Macの性能としてはMacBook Proのほうがメモリやスペックが高いのですが、ソフト面ではイコライザなどはほとんど同じになるようにして録っています。
結果:オーディオインターフェースの圧勝?
比べてみましたが、やはり録音に関してはFocusrite Scarlett2i2の圧勝かなと。
同じ価格帯で録音となるとオーディオインターフェースのほうが音質はいいです。
YAMAHA AG03は配信に関しては便利、という点では今後も使っていきますが、録音には使わなくてもいいかなとちょっと思っています。
ただ、配信もコンサート等を垂れ流しにするようなものであればオーディオインターフェースの方が音質がいいのかもしれませんね。
ただ、どちらも使い方次第だとは思います。
AG03のほうがマットな音質だったので、楽器によってはこの音質がいい場合もありますし、使ってみないとわからない面も大いにあると思います。
今回の結果を参考にしていただければ嬉しいです。
しかし・・・こうやって比べるとやっぱり「いいオーディオインターフェース」が欲しくなりますね笑
ではまた!ばいば〜い!
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