こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
昨日は生まれてはじめて?の「編曲レッスン」をしました。
オンラインでZOOMで画面共有しながらのレッスンです。
そもそも、編曲や作曲に関してはレッスンしないって決めていたんです。
独学ですし、作曲家専攻を出たわけでもないので、今後もおそらく作編曲に関してはよほどのことがない限りレッスンしないと思います。
自分のやってきたことに自信がないわけじゃないんですが、やはり専門で勉強されている方以上のことは勉強しないと人に教えるのって責任が重大だなって思うのです。
もちろん、必要な知識は都度調べて勉強していますが、トランペットを研究してレッスンに結びつけることが最優先なのであまり人に教えるってしてこなかったのです。
むかーしむかし、友人の編曲をチェックしたときに「ここはこうしたらいいよ、個々はこの方がサウンドが良くなるし」ってやった時に、自分のサウンドになっちゃったんですよ笑
それから人に教えるのをやめました←
が、今回トランペットの生徒さんが自分で編曲をされていて、色々行き詰まっているというご相談を受けてお引き受けすることにしました。
人に教えてみて自分が理解する
今回は、生徒さんが編曲した譜面を見ながらのレッスンでした。
色々不安を感じながらのスタートでしたが、始まるやいなや色々出てくる出てくる笑
和声進行においての音の選択の仕方やリズムの使い方など、色々自分が勉強してきたことが湧き出てくるのです。
最近は本当に今まで自分が経験したことや勉強してきたことを使いながら曲を書いていたのですが、人にアウトプットすることで「あ、そうそう、こんなこと気をつけてた」とか「ああ、こういうの勉強したよな」っていうのをぶわっと思い出したのです。
自分が普段から何に気をつけて編曲しているのか、和声進行は、リズムは、そういうことを人に教えてみて初めて自分が意識していたんだなあということに気づいたのです。
思えばトランペットはずっとそうやって人にアウトプットすることで上達してきたと思っています。
学生時代は後輩に、仕事としてからは生徒さんに、自分の学んだこと、気づいたことをアウトプットすることで自分を理解し、次のステップに成長させてくれていました。
どの分野でも人に説明するとなると、頭の中に当たり前にあるものを言葉として具体的に出さなければなりません。
こうやって編曲に関する今まで自分が培ってきたものが一気に繋がった気持ちになりました。
一番の上達はたくさん書くこと
結局、理論をわかっていても、たくさん実践しないことには理解って進まないんですよね。
私が今までやってきたことは、スコアから読み取って音を抜き出す作業や、足す作業、そして自分がプレイヤーとして感じたことを楽譜に書いてきました。
編曲のためだけでなく、演奏家としての勉強としてスコアを読んだり書き写したりすることもたくさんしましたが、それが今自分の編曲にとても活きています。
たくさんの楽曲を聞き、演奏し、楽譜を読むという作業がおそらく編曲に関してはとても重要なことだと思います。
そこから発見したことが実は和声の本に書いてあったり、形式や法則として存在したりしています。
勉強から入るタイプの人と、あとから勉強するタイプの人といると思いますが、やはりどちらにしても「他人が書いた楽譜」というのを見るのは勉強になりますね。
せっかくの機会なので、私ももう一度しっかり勉強しながらレッスンに臨みたいと思います♬
ではまた。ばいば〜い!
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