自由に演奏するために必要なトレーニング。

トランペット

こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。

「楽器を自由に吹けたら楽しいのに!」

って思うこと、ありますよね。

私もまだまだ自由に吹けない部分がたくさんあります。
これができたらいいのにな、と思うことは節々で感じることがあります。

そもそも、自由に吹けない原因ってなんでしょうか?

■例えば「アドリブのフレーズは思いつくのにそのとおりに吹けない」のであれば、


頭の中にある音を再現するための「指のトレーニング」が不足していることが原因の大半を占めます。

思いついた音に対してぱっと指が対応できればいいのです。

そのためには、様々なスケール練習や、アルペジオなど色んなパターンの指の動きをスムースにするトレーニングが必要です。

クラークなどの練習はもちろん、アーバンの練習など本当に色んなパターンの音階や分散和音の練習を片っ端からやるのが一番手っ取り早いです。

■例えば「高い音が思ったように出なくて音域に制限がある」のであれば、

高い音が自在にふけるように毎日高音域の練習をすることが必要になります。
一瞬だけ出ても曲の中では使えません。
まず、高音域を吹くための体の使い方をきちんと体に染み込ませなくてはなりません。
基本的に私は「音が伸ばせれば、曲の中で使える」と考えています。
なので、奏法の良し悪しにかかわらず、使いたい音域は「伸ばせる」ということが重要で、ロングトーンなどのトレーニングをします。

もちろん、奏法が良いほうが良いに決まってますから、奏法に関しても学ぶ必要があります。

自由に吹けるようにするためには、必ずトレーニングが必要です。
トレーニングをしたことがない人が挑戦すると、必ずどこかに不調が現れます。
楽器を演奏するというのは、「体を使う」ことなので、運動と同じく日々の「トレーニング」が重要になってきます。

早いパッセージを吹くためにはいつも早いパッセージに対応する指のトレーニング、もしくはタンギングのトレーニング。
初見演奏をするためには、パッと見たものをすぐに音にできるトレーニング。

何事も必ずトレーニングが必要です。
トレーニングということは、一度できたらずっとできるわけでもなく、日々積み重ねていくことが必要です。

私は指のトレーニングはクラークのNo.1〜No.3までを定期的に練習しています。
簡単なもので大丈夫です、常に動かしていれば筋肉というのは衰えないからです。

そんなに難しいトレーニングでなくても大丈夫なんです。
ただ、自由に演奏するためにはあらゆる可能性を練習しておくことが必要です。
手持ちのエチュードなどでいいので、片っ端からきちんと吹けるようにトレーニングすることが、自由に演奏するために必要なことなので是非やってみてくださいね。

ではまた。ばいば〜い!

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