【トランペット】譜読みは最強の上達法!

トランペット

こんにちは♬
トランペット奏者、作編曲家のいわたけいこです。

吹奏楽部A君
吹奏楽部A君

学校が休みになって、なかなか練習ができません。音を出すのも場所が限られます。音を出さないでもできる練習方法はありますか?

コロナウイルスの影響で学校が休みになって、練習がままならない方はいっぱいいらっしゃると思います。
色んな音楽家の皆さんが家でできる練習メニューとか出してらっしゃいますので、色々参考にするといいんじゃないかなと思います。

私がおすすめするのは、譜読みです。

私は普段家であまり大きな音は出せないので、基本レッスンの時に練習したり(週6ぐらいでレッスンあるので・・・)ちょっと離れた実家に練習室があるので、そこで練習したり、あとはプラクティスミュートで練習したりしていますが、それでも基本的に学生の皆さんよりも練習時間というのは圧倒的に少ないと思います。

そんな私が一番大切にしていることが「譜読み」なんです。

レッスンをしていても、実はこの「譜読み」ができていない方がとても多いです。
私のレッスンでは常にこの譜読みの重要性をお話させていただいています。

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譜読みは楽譜だけではなく、音を認識する最初の作業

一般的に譜読みと言うと「楽曲の楽譜を読む作業」だと思われている方が多いと思います。
私の言いたい譜読みというのは楽曲はもちろんですが、まず「音を認識する作業」なのです。

例えば基礎練習。
音階を吹く時に、頭の中で「ドレミファソラシド」ときちんと思いながら吹く
とか、
それを声に出して言いながら指を押さえる
という事。
これらも「譜読み」の中のひとつです。

余談ですが、私は「固定ド」で、いつもトランペットを吹く時に「シドレミファソラシ」って思いながら吹いていました。
なので、移調楽器に持ち替えた時、出てくる音が違ってとても困惑しました。
それは、「シ♭=0の運指」というふうに頭の中で出来上がっていたからなのです。
聴こえてくる音と指がセットになってたんですね。
これはちょっと厄介で、耳で聞こえる音で楽器を吹いているので、指と出てくる音に若干タイムラグができてしまうのです。
この時に譜読みについて考え、思考をリセットするようになりました。

譜読みをする時に頭の中で起きていること

まず、脳内の仕組みとして、楽譜を見て音を出すまでにこんなことが行われています。

楽譜を(目で)見る

見たものを音名に変換する

音名に対する運指を考える

指に司令を出してピストンを押さえる

音に対する息の入れ方を考える

音を出す

これだけのことが脳内で処理されているんです。
この中のどれかの処理に時間がかかると、タイムラグが発生して、それが「音を外す」原因になったり、「指を間違える」事になったりします。
早い動きであればあるほど、処理をするのも早くしなくてはいけないので、焦ってパニックになります。

つまり、うまくいかない原因のほとんどがこの「処理に時間がかかって起こるタイムラグ」なのです。

これをできるだけ処理時間をかけないようにしたい。
もしくは、ダイレクトに最初の「目で見る」ところから「音を出す」ところに即時結び付けられるように脳内トレーニングをして、間の処理を習慣化し、無意識にできるレベルまで引き上げる事ができたらどれだけ楽になるでしょうか。

譜読みをしてみよう!

では、この「処理時間を短縮化するためのトレーニング」というのをやっていきたいと思います♬

お手元に、何でもいいので楽譜を用意してみて下さい。
音階や半音階でもいいです。
エチュードなどでも構いません。
もちろん、曲でもOK。

そして上のTwitterにも書いてありますが、以下のことをやります。

音名を声に出して読む
シャープやフラットは声に出さなくてもいいです。
ド#は「ド」シ♭は「シ」と読んでいいです。
例えば半音階であれば上りはシャープで「ドドレレミファファソソララシド」
下りはフラットで「ドシシララソソファミミレレド」でいいと思います。
音程は合ってなくていいです。音痴で大丈夫。

②指だけで練習する
音名はまだ声に出さなくてもいいです、指を楽譜通りのタイミングで動かす練習をしてみて下さい。

③ ①+②を同時にやります。
つまり、音名(階名)を声に出しながら、指を押さえます。
つまづかないでできるまでやってみましょう。
歌ったときの軽やかな感じ(笑)で指が動かせるのが理想的です。

④アーティキュレーションを声に出して読む
今度はアーティキュレーションを読みます。スラーの場所は「タ〜ア〜」のようにタンギングをせずに母音でつなげます。
タンギングの場所をきちんと把握しましょう。
タ(ta)やトゥ(to)などの発音がいいと思います。
実際に楽器を吹く時と同じ口の中の動きにすると楽器を吹く時にわかりやすいです。

⑤ ②+④を同時にやります。
③のときと同じように、今度はアーティキュレーションと指を同時にやります。
これも同じようにつまづかなくなるまでやります。

⑥声を消して、息・タンギング・指を楽器を構えながらやる
では、実際に楽器を吹く状態に近づけてやってみましょう。
音は出ないように、唇をマウスピースから離した状態でやってみるといいと思います。

この状態が「実際に楽器を吹く時にやっている作業」なのです。
トランペットは「(ある程度音が出せるフォームで)息を吹き込むと音が出る簡単な楽器」なので、楽器を実際に演奏する時にこの作業をすれば、音は出るはず!と思って下さい笑

ポイントは「声に出したとおりにやれる」こと。

さて、ここまでの内容を「全くつまづかない状態」でできたでしょうか?
途中でテンポが遅くなってしまったり、考え込んでしまっては、まだ音を出す段階ではありません。
声に出して指を動かした時につまづくということは、楽器で実際に音を出してもつまづきます。
とにかくまずはスラスラと歌えることを目指してみて下さい。

声でできるものは、楽器でもできます。
逆に、声でできないものは楽器ではできません。
何故なら、声を出すというのは生まれたときからずっとやっていて、もうベテランだからです笑
楽器は声に変わる表現手段の1つでしかないので、声でできないものは他の手段を使ってもできないのです。

では実際に楽器で練習してみましょう!

もうイメージは完璧ですね!
そのまま、音の出るフォームを作り、楽器に息を流し込んでみて下さい。

どうでしょうか?

ここで、「音の高さ」がネックになってくると思います。
音の高さに関しては息の出し方や、メンタルの持って行き方などがありますので、また後日書きますね。

音が外れてしまったりしても、まずはイメージしたとおりの息、タンギング、指でやってみてください。
そのうえで上手くいかなかったところをチェックしてみて下さい。

ここまでの流れで、うまくいかないなあ〜。つまづくのが直らない、リズムやテンポがわからない場合は、お近くのプロの先生に見ていただくか、オンライン譜読みレッスン(今週末公開します!)を受けてみて下さい♬
あなたの譜読み、お手伝いします!

↑実践編です!実際に普段あまり練習してない楽譜を譜読みしてみました〜!

ではまた。ばいば〜い!

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