音楽と感情

トランペット

こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。

音楽を演奏する上で欠かせないのは「感情」です。
やっぱり音楽って感情がこもっているものって感動しますよね。
先日感動した動画をご紹介します。
ちょっと長いですが、本当にいい動画を見たなっていう気分になりました。
見ながら涙がボロボロ出てきて、作品に対する愛情や、音楽に対する愛情、そしてトランペットに対する愛情もとっても感じられる素敵な作品です。

演奏されている齊藤舞子さんはTwitterで仲良くさせて頂いてる方で、本当にお人柄も素敵ですし、演奏もとっても素敵な方です。

こういう優しい感情に触れた時、本当にすぐ感動して号泣してしまいます・・・笑

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音楽には感情が必要だけど楽器演奏に感情は必要ない?

さて、「音楽と感情」ですが、感情はとても大切なことなのですが、時に楽器を演奏するにあたってその大切な「感情」が邪魔をすることがあります。

音楽を表現するためには「感情」は欠かせないけれど、楽器を演奏するにあたって「感情」は必要ない・・・なかなか複雑ですね笑

楽器を演奏するときって色んなことを考えます。
トランペットを演奏していて全くの無感情で楽器を吹ける方はそうたくさんいないと思います。

よく、「そこはもっと感情を込めて吹いて!」と指示されると、つい1音1音に感情を込めてしまいがちです。
感情を込めようとすればするほど、音が「後押し」の状態になる生徒さんをよく見かけます。
音で感情を表現するって難しいですね。

表現の方法は様々ですが、いわゆる「歌っているように演奏する」「感情を込めて演奏する」というのは主にフレージングであって、1音1音に呪いのように感情を込めるわけでは有りません。

フレージングについてはまたいつか書こうと思いますが、フレージングというのはとても研究が必要なことです。
そして、一般的にフレージングに関するセオリーというのも存在します。
コツと言うとちょっと語弊がありますが、表現するにあたって「気をつけること」というのはあります。

「音楽を表現する」のと
「楽器を演奏する」というのは別物で、
そこを分けて考えられるようにならなくてはいけません。

楽器を演奏するということは、極めてメカニカルなことで、
・どうやって音を出すか
・どんな仕組みでできるのか
・自分の体をどう使うのか
ということがメインになってきます。

決して「気合い」や「根性」で演奏することはありません。
ただし、頭と身体を自由に使えないうちは、それを自由に使えるようにするためにトレーニングしなくてはいけないので、その過程で「気合い」や「根性」が必要になることもあります。
それは楽器を演奏するためのものではなく、「努力」「継続」するために使う感情です。

楽器演奏と感情はできるだけ切り離そう

トランペットを吹く上で結構な確率で邪魔をしているのが「感情」です。
たとえばリップスラーが苦手な場合、なぜ苦手なのでしょうか?

「同じ指で音を変えるのが大変」
「うまく音が変わらないかもしれない不安」
「頑張らないと出ないという思いこみ」

生徒さん達を見ているとこういう場合がとても多いです。
事実、自分もそうでしたからとてもわかります。

結局リップスラーを苦手にしている原因はほとんどが「感情」だったりします。

高い音に関しても同じです。
しくみがわからないまま高い音に挑戦していると、同じように「頑張らないとできない」と思い込みがちです。

楽器は効率よく音が出るために作られているので、きちんとその仕組みに則った体の動きをしてあげると音が出ます。

これは私が常にレッスンで言っていることです。

ただし、人によって体の作りも歯並びも違いますので、その人その人に合ったやり方が必要です。
必ずしも万人に当てはまるやり方というのは存在しないので、少しずつ自分を観察しながらどうやったら効率よく演奏できるか、というのを考える必要があります。

楽器を演奏する技術というのは、感情をごちゃまぜにしてしまうとときにそれが障害になることがあります。
感情とメカニカルな動きというのはいつも切り離さなくてはなりません。

感情がうまく作用するためにすること

音楽の表現には感情は切っても切り離せないものがあります。
ただし、それを「楽器を演奏するための感情」とは別物として捉えなくてはなりません。
表現するためには、「感情を持ったときの経験」が必要になってきます。
そしてその経験を表すための技術が必要になります。

表現に感情を作用させるために必要なのは、「感情が動くための経験」です。
それはドラマのようなことでなくてもいいのです。
日々過ごす中で優しい気持ちになったこと、悲しい気持ちになったこと、美しいものを美しいと思えること、美味しいものを美味しいと思えること。

つまり、「自分の感情に素直になる」ということがとても大切になってきます。

そしてそれを表現している人たちの技術を盗むことです笑

その場その場で感じたことを表現することも時には大事ですが、持っている感情をいつでも表現することができる技術がともなわないといけません。

感情と、メカニカルのバランスが大事なんですね。

そのためには色んな感情を経験すること、そしてたくさんの表現を研究すること。
どちらも必要になってくるのではないかと考えます。

音楽って奥が深い。
これだからやめられないんですね笑

ではまた。ばいば〜い!

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