こんにちは!
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
子供たちが独立して時間に余裕ができたので習い事を始めたいと思ったんだけど、この歳でトランペットはじめることってできるでしょうか?
全然大丈夫ですよ!私の生徒さんは小学生〜80代の方までいらっしゃいます♬
皆さん楽しくトランペットを練習してますよ〜。
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何歳からでも始められます。
44の手習いで最近英会話レッスンを受けることを決めたいわたですが、習い事をするのに年齢は関係ありません。
トランペットの生徒さんも小学生から80代の方まで本当に色んな年齢の方がレッスンを受けに来てくださっています。
もちろん、60代で全くの初心者から始められる方もいらっしゃいます。
いつも思うんですが、いくつになっても新しいことを始めようと思われる方ってすごいですよね。
自分も例にもれずですが「この歳から始められるかな・・・」と不安になることもあるのですが、こうやって生徒さんたちを見て「いやいや、皆さんこうやって新しいことを始めてどんどん吸収されてる、すごい!」と勇気をいただきます。
もちろん、中学生と比べては練習時間も少ないですし、身体の言うことの利き具合も違いますから、ゆっくり少しずつというペースになりますが、子供たちより大人の方が「頭を使う」事ができるので、練習のコツを掴めばあっという間に伸びていくという姿を何度も見てきました。
トランペットを吹くにあたって、いつも色んな方に言われるんですが、
「だって、肺活量とか必要でしょ?体力ないと大変じゃない?」
って言われますが、
私は肺活量は人並みですし、なんなら体力もないです笑
管楽器に必要なのは肺活量よりも「息のコントロール」です。
もちろんそのためには筋トレも必要ですが、腹筋背筋のようなハードな筋トレではなく、楽器を吹きながら「楽器を吹くための」筋トレをしていきます。
ある程度健康な方であれば全く問題なく演奏することができます。
まずは3ヶ月、ひたすら練習するべし
トランペットを初めて習う方は必ず「どのくらいの期間で吹けるようになりますか?」という質問をされます。
そうですよね、気になりますよね。
例えば、いわたの英会話の成長を考えてみましょう。
①レッスンのときだけ英会話をする
②週2〜3回ちょっと英単語を勉強する
③毎日英会話フレーズを使ったり英語でものを考えるようにする
さて、この3つの選択肢の場合、どの場合が一番上達するのが早いでしょうか?
そう、答えは③ですよね。
当たり前ですが、毎日少しでも練習した方が上達するのが早いです。
トランペットも全く同じで、毎日少しでも練習すれば上達は早いです。
なので、①よりも②、②よりも③のほうが上達します。
まずは3ヶ月、たくさんたくさん練習してみてください。
その時にレッスンでアドバイスさせていただいたことをできるだけ「考える」ようにしてみてください。
上記の②は単語を記憶することができますが、会話として使うとなるとなかなかパッと出てきません。
記憶ももちろん大事ですが、まず「使う」こと。
なので③に当てはまるトランペットの練習としては、「記憶」と組み合わせて「実践」することです。
例えば、運指を記憶して、音階を練習するだとか、
曲を覚えて吹いてみるとか。
「記憶」と「実践」の繰り返しです。
これをひたすらやることで上達は早まります。
まずは、3ヶ月です。
3ヶ月で伸びないな、と思った方は練習の頻度と「記憶」と「実践」をしているか、ということを考え直してみてください、とアドバイスしています。
ちなみに、考えなくても吹いていれば勝手にうまくなります笑
要は、実践がちゃんとできていれば大丈夫なのです。
若い先生でも大丈夫?
私は若くないですが笑
20代の若い先生もいっぱいいらっしゃいますよね。
「あまりに若い人は経験が少ないから心配・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。
若い人から学べることってたくさんあるんです。
もちろんレッスンの経験は少ないかもしれませんが、演奏がそもそも若さからくるパワフルな演奏ができるので、お手本としてはとても刺激になると思います。
そして、若い人はまず「新しいことを知って」います。
私も若い人から学ぶことがたくさんあります。
インターネットのこと、スマートフォンのこと、機材のこと、みんな若い人から学んでいます。
なんなら、英会話の先生も私よりずっと若い先生です。
というか、物事を教わるのに若いとか若くないっていうのは、続けていくとあまり関係ないんですよね。
先生としての経験が浅い人は「どうやったら伝わるのか」というのを先生もものすごく学んでいます。
なので、どんどん新しいやり方を提示してくれますし、先生としてもどんどん成長しているのです。
ベテランの先生がいいとは限りません。
勉強するのをやめている先生もいらっしゃるかもしれません。
そう考えると若い先生ってどんどん吸収しているので、一緒に成長していくって楽しそうじゃないですか?
あ、ハラスメントはダメですよ笑
あくまで「教える側」と「教わる側」なので、経験上色んな先生方を見ていますが「もしかしたら」はないです笑
先生はどうにかして生徒さんを成長させたい、と思っている方がほとんどなので。
例外もたまにありますけど、本当に極稀です笑
閑話休題、私も20代からレッスンのお仕事をさせていただいていますが、本当にずっと日々経験でした。試行錯誤して生徒さんと成長してきました。
でもその経験のおかげで今があります。
若い先生はその時のベストな指導法を勉強しているので、どんどん質問をぶつけてみてください。
もちろん、ベテランの先生にも同じことです。
まとめ。いくつになっても遅いことはない。
何かを始めるのに年齢は関係ありません。
私は20代後半で結婚し、子育てして、30代後半ぐらいまではほぼ家のことと子育てが手一杯で、仕事は細々とレッスンを続けたり、楽器の演奏も年に数回ぐらいという感じでやってきましたが、末っ子が保育園に入ったときあたりから今までの遅れを取り戻すべく、色んな仕事を積極的にやってきました。
なので、他の同世代のプレイヤーの皆さんに比べるとスタートが遅いことがたくさんありましたが、今とても楽しく新しいことに挑戦できています。
個展も、本当は若い時にできればよかったんですけどね笑
でも、この歳じゃないとできないことっていうのがあると思うのです。
いくつになっても挑戦できる音楽家でありたいなあと思う今日このごろです。
ではまた、ばいば〜い!
◆岩田恵子個展I 全部いわたコンサート
2/19(金)清水文化会館マリナート 小ホール
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