こんにちは。トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
先日、生まれて初めて落語を観に行ってきました。

なんで突然落語を観に行くことになったかというと、1日目の夜公演に知人の弟さんが出るからだったんです。
春風亭梅朝さん。

梅朝さんのお姉さんに、時折ピアノ伴奏をお願いしたりすることがあってそのこ゚縁で伺いました。
ワタクシ、何故か落語家さんとご縁があるみたいでして、中学の同級生もいま落語家として活躍されてますし、
そもそも東京に住んでいたとき、なぜか電車の中で落語家さんを見かけることが多かったり、大学生の時に飲みに行く途中に柳家小さん師匠のご自宅があったり笑
ま、単純に笑点って番組が好きなのもあるんですけどね。
よくは知らないんですが、今回の「すんぷ寄せ」は、静岡出身である春風亭昇太師匠が音頭を取って開催されたとか。
文化会館最後の大仕事ですね。
文化会館大ホールの2000人の客席はほぼ満席。
すごいことです。
どなたかが小噺で「控室のトイレが全部和式なんですね」と言って笑いが起きてましたが、ほんとうにそんな感じで古い施設なので、老朽化もあって文化会館は取り壊し、その後建て直しをするのか、そのままなくなってしまうのか・・・そのへんがまだ決まってないみたいなんですけど。
駐車場も含め、リニューアルしてくれると嬉しいんですけどねえ。
さてさて、私が行ったのは3/29の夜公演でした。
出演されたのは、
開口一番:林家さく平さん
春風亭梅朝さん
柳家三三さん
柳亭小痴楽さん
春風亭一之輔さん
の5名。
さく平さんは開口一番、つまり前座で話されたんだけど、とても面白かった。
そしてかわいい笑
私の弟子と名前が一緒だったのも良かった(そこか)
演目を写真撮るの忘れたんですが、どの演目もとても面白かった。
涙が出るほど笑ってきました。
落語って生まれて初めてこうやって観たのですが、なんでもない話からスタートして、気がつくと演目に入っていて、その世界観に取り込まれます。
お芝居のようで、お芝居でない。
たまに、現実世界に引き戻される面白さもあるし、なんというかとにかく頭の回転が早くないとついていけなくなりそうなのがジェットコースターのようで楽しかった。
落語を観て思ったのは、落語の世界ももちろん古くから決まった演目があって、それに則ってお話を進めていく訳ですよね。
で、そこに自分なりの要素を入れたり、小噺を挟んだり、表現も自分なりに変えていく。
時代に合わせて変えるものもあるし、そのままの型で話すこともある。
そういうところが、音楽の世界と同じだなあと。
古きを学び、それを再現する。
でもそこに新しいものを取り入れたり、自分の表現を付け加えて色を付けていく。
再現の芸術でもあるけれど、アドリブが入ったり、ジャズのようで、クラシックのようでもある。
なんかそういうところが、音楽と共通しているなあというのをとても感じました。
落語、ハマりそうです笑
落語×音楽も面白そうですね。
また機会があれば観に行こうと思います!
ではまた。