こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
私は大学でトランペットを専攻し、クラシック音楽とトランペットに関するものに関しては大学で勉強してきました。
(覚えているかいないかは別として)
そのほかに、独学で作編曲に関しての勉強をしました。
とはいえ、作曲家専攻で学ぶようなことというより、基本的なしくみや作り方の部分です。
完全なる独学とはちょっと違うかもしれませんね。大学で音楽の基礎知識的な部分は作曲家専攻もトランペット専攻も同じように勉強しているので。
(しつこいようですが覚えているかどうかは別の話です)
ちなみに、ジャズやポップスなどの奏法や歴史などは「独学」です。
DIYも独学ですし、ハンドメイドも独学です。
料理も独学です笑
どれも誰かにレッスンしてもらったり教室などには行っていません。
さて、この「独学」って時々誤解を生むのですが、決してマイナスな面で捉える必要はないのです。
学歴社会の日本なので「だって独学でしょ?」みたいに考える方も多いと思いますが、世の中の素晴らしい偉人たちの中には独学の方もたくさんいらっしゃいます。
大学を出ていなくても博識、博学な方はたくさんいらっしゃいますし、
それこそ音楽大学を卒業していなくても素晴らしい演奏家はたくさんいます。
アプローチは色々あるけど正攻法を知っておく
独学で色々とやっていると、壁にぶつかります。
独学の方法にもよりますが、私の場合はまず「やってみる」からスタートしているので、独学と言うより「行きあたりばったり」と言ったほうがいいかもしれません。
色々とDIYをしたり、外食などで食べた美味しいものを家で再現してみたりしていますが、だいたいどれも見た目から入ったり、目分量だったりします。
例えば料理であれば「美味しければいいじゃん」とか、「食べられればOK」みたいになりがちですが、ここに「食材の下処理」「調味料を入れる順番」などの本当に基本中の基本を知っているか知っていないかでほんのちょっと見た目や味に違いが出ます。
DIYであれば、「道具の使い方」「木の選び方」「ビス(ねじ)の選び方」なんかを知っているだけで仕上がりが違います。
トランペットであれば、「音が出る仕組みや楽器の構造」「基本的な音楽の知識」などでしょうか。
ちょっと楽器のほうが漠然としていますが、まあいわゆる初歩の基礎的な内容です。
「知らなくてもなんとかなる」けど、「知っているとより良くなる」というのが正攻法なのではないかと思います。
この「知っているとより良くなる」正攻法は、おそらくどんなジャンルにおいてもあると思います。
まずは「やってみる」からのスタートで、どんなアプローチをしてもいいと思うのですが、「基本的なやり方」というのを知っておくだけで独学が更に「使えるもの」として変わってくると思うのです。
正攻法が自分にとって一番いいものとは限らない
だからといって、正攻法が必ずしも正しいわけでは有りません。
料理の本の通りに作っても好みの味にならないこともあります。
そんなときは自分なりのやり方で味付けを変えてみたり、調理方法を変えてみたりすることも必要で、他人のアイデアでもいいし、自分が編み出したものでもいいと思うのです。
正しい知識を頭に入れておくことは必要だけれど、それが必ずしも自分にとっての正解とは限りません。
それは自分が経験していく中で見つけていくもので、大学で学んだから大丈夫なわけでもなく、日々学んでいかないといけないのです。
世の中に絶対的に正しいものってないのかもしれませんね笑
でも一般的に「正しい」と多く言われているものは先人たちの知恵の集約だと思うのです。
なので、それを「知っておくこと」というのは何かを学ぶ上で必ず必要なことなのだと思います。
ではまた。ばいば〜い!
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