こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
先日、レッスンのときに生徒さんがこんな事を言っていました。
いま新入生が部活の仮入部とか見学をしてるんですけど、楽器を吹かせてあげることも出来ないし、デモ演奏みたいのもできないので全然部活に入ってくれる気配がないんです・・・!
コロナの影響で、部活はあっても合奏が出来ない、そして楽器体験もさせてあげられないという学校も少なくないのではないでしょうか・・・。
金管楽器ならマウスピースを逐一洗浄するなどをすればいいと思いますが、木管楽器だとリードを使い捨てにしなくてはならなかったり、もしくは一度吹いたら持って帰ってもらうしかないのでは・・・?
(リードって洗っていいのでしょうか?)
やっぱり、部活の勧誘といえば楽器体験ですよね。
吹いてみて決めたいのもありますし、音が出ることで嬉しくてやりたいって気持ちも芽生えると思うんです。
皆さんの学校ではどんな対応をとっていますか?
よかったら教えていただけると嬉しいです。
先日も指導に伺わせていただいている学校が中庭で演奏をしたりしていましたが、吹奏楽部に入りたいと思うのってこの「パフォーマンス」があってこそですよね。
演奏している姿を見て「かっこいい!自分もやってみたい!」って思って吹奏楽部に入部するという子も多いのではないでしょうか。
自分も高校生の時、吹奏楽部に入るつもりはなかったんですが、入学式の「君が代」を聴いて「高校生すごい・・・!」って思って入部を決めましたし、やっぱり演奏の力って大きいと思うんです。
さて、このコロナ禍。
どうやって勧誘すればいいでしょうか。
私のアイデアをいくつか紹介しますね。
・演奏会やコンクールの映像を流す
・ソーシャルディスタンスを保てる範囲で、外などで1曲だけ演奏する。
・小さい編成(アンサンブル)の曲を演奏する。
・とにかく新入生が見学に来たら楽しいアピール
あたりでしょうか・・・?笑
でも特に最初の「演奏会やコンクールの映像を流す」っていうのは、このコロナ禍の中でなくても効果があると思います。
自分たちが真剣に演奏している姿や、楽しく演奏している姿を実際生で見せられなくても映像で見てもらうことが出来ますから、部室の入り口や、人の集まる場所で延々とそれを流すというのも目にとまるのでおすすめです。
合奏が気軽にできない今、合奏している姿を見せられるのは映像だけです。
だったら、手持ちのものであったり、例えば保護者の方が撮っていた短い動画とかをたくさん集めて流してもいいですし、写真をスライドショーみたいにして流すものいいと思います。
自分たちで編集できるのであればリモート合奏もいいと思いますし、先生の同意や予算などが合えば外注でリモート合奏を外注するのもいいと思います。
何かしら、できることはあります。
新入生に入ってもらうには、まず自分が新入生の気持ちになることが一番大切。
新入生が部活を迷っている、吹奏楽をひょこっと見に行った、あなただったらどんな感じだったらこの部活に入ろう!と思うでしょうか?
「楽しそう!面白そう!楽器やってみたい!」
って思えること。
自分たちの行動を振り返ってみて、どこを改善したら新入生は一緒にやりたいなあと思ってくれるでしょうか?
是非、自分がされたら嬉しいことっていうのを考えてみてくださいね。
ではまた。ばいば〜い!
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