【トランペット】調子が悪い・・・そんな時どうする?

トランペット

こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。

最近↑この言い回しが文が長いのでなんか短くならないかなあと考え中のいわたです。
シンガーソングライターみたいな言葉ないかなと考えて、シンガーソングライターについて調べたらけっこう歴史のある言葉でビックリしました笑

調子が悪いときって色々考えちゃいますよね。
私もかつて何度もそういうことがありました。
「あ、もうちょっとマウスピース左側にずらしたほうが調子いいかも」
「息の角度をこうしてみたらいいかも」
「あー、調子がいいときこういうフォームだったかも」
とか色々、ホントに色々考えちゃいますよね!!!!

でも、色々経験したり、色んな生徒さんを見てきて結局いきつくところは

息が流れているかどうか

なんですよ。

色々観察していくと、息がうまく入っていなかったり、息が止まってしまったり、とにかく息がうまく流れない状態になってるんです。

で、見た目や形を変えようとすればするほど悪い方向に行きます。

以前noteに書いたかな・・・

アンブシュアを直せって言わないで。|いわたけいこ。@らっぱと作編曲家
こんにちは♬ 昨日ついに食べました、ギロチン焼きそば(笑) なかなかの満足の行く辛さです。 「かやく」って書いてあるのを開けると真っ赤な粉末と唐辛子が出てくるっていうね(笑) キャベツとか緑のものは皆無です(笑) 辛い物好きの皆さん、是非。...

これに近いと思います。

アンブシュアを直してうまくいく人も中にはいますが、アンブシュアはあくまで「息の流れを最大限スムーズにした結果」なので、形だけ直してもうまくいかないことがほとんどです。

それよりも息が流れない原因を考えたほうがいいですし、自分をもっと観察する必要があります。
それはアンブシュアやフォームだけではなくて、吹いている時の精神状態だったり思考状態も大きく関係してきます。

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ネガティブは連鎖する

例えば、「今日も調子悪いかな・・・」と思いながら1日の練習を始めると、「昨日までの調子の悪い自分」を想像します。
たまに「おっ、今日は調子がいいぞ」と思っていても、とあるフレーズに差し掛かったとき「あっ、今日はうまくできるかな・・・どうかな・・・」とちょっと自分を疑い始めます。

そう、マイナスな思考って、簡単にプラスの思考を乗っ取ってしまうのです。

ひとつがうまくいかなくなると、連鎖的にネガティブな気持ちが広がってしまいます。

だからといって、そうなっている時に「ポジティブに考えなきゃ!」と思ってもそんな簡単には思考は切り替えられません。

そんな時には「全く別の視点から考える」ようにします。

視点を変えてみる

おそらく、調子が悪くなってフォームを気にし始めているとほとんどが「口周り」に意識が行ってしまっています。

なので、別の部分にフォーカスしてあげましょう。

■姿勢
上半身はどうなっていますか?猫背になっていませんか?
下半身はドシッと地面に根を張ったようにしていますか?グラグラしていませんか?

■フィンガリング
指はきちんと下までギュッと押していますか?
曖昧になっていませんか?
指を考えながら吹いていませんか?指は音が出るより前に動いていないといけませんから、不安な箇所があったら先に音を出さずにフィンガリングの練習だけしてみましょう。

■息
息はスムーズに流れていますか?
高い音になったとき、苦手な箇所に差し掛かったとき、息を止めていませんか?
息を吸ったらすぐに吐いていますか?
息を吐くとき力が抜けすぎていませんか?みぞおち部分にしっかり支えはありますか?

ほかにもチェックするところがたくさんあると思います。
口周りのフォームは前述もしましたがあくまで結果です。
もちろん口周りに原因があることもありますが、苦手なところで息が止まってしまっているのは口周りを閉じてしまっているからです。

まずは音を出さずに「自分がどんな風に演奏したいか」というのを声に出したり息とタンギング、フィンガリングに注視しながら「エアプレイ」してみましょう。

人は考え方ひとつで変わることができる

他にも、好きなプレイヤーの「音」だけを聴いて、どんな口の中の状態で吹いているか、息をどうやって使っているかということだけに注視して聴いてみるのもいいと思います。
舌の使い方、唇の状態など、音を聞くとわかったりしますよ〜。

とにかく「エアプレイ」が1番効果的です。
歌を歌う、声を出さずに息とアーティキュレーションだけで曲を吹いてみる、気持ちよく吹けている自分をイメージする。

そんな簡単なことでいいんです。
要は視点を口周りやフォームから切り離してあげればいいんです。

マウスピースを外して、マウスパイプをパクっとくわえて息とアーティキュレーションと指でエアプレイするのもおすすめです。
たくさん息を使いますが、どうやって息を使えばいいか、息のコントロールなど本当に色んなことが身につきます。

音を出さずにいいイメージを作っていくことで、ポジティブな自分になることができます。
そのまま、「音を外してもいいや」っていう気分で1度、2度、3度と繰り返し音を出して練習してみましょう。

そうすると、「あれっ、なんか調子がいいかも」となる時が来ると思います。
その時が思考をポジティブに変えるチャンスです。
考え方が変わると、ガラッとプレイも変わりますよ。

私は本当に自分がメンタルに振り回されてきたので、最近はとても安定して吹けています。
でももちろんダメな日もありますし、きちんと譜読みできていない曲もあります笑
ダメな日はだめな自分をまるっと受け入れて、少しずつ練習していくようにしたり、本を読んで視点を変えたり色々やっています♬

まずは息の使い方。
ここができればいいと思います。
よかったら↓の動画も見てみてくださいね〜。

なんかこれすらももう撮り直そうかなと思っていたりします笑

楽しくトランペット吹きましょうね!

ではまた。ばいば〜い!

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