こんにちは♬
トランペット奏者・作編曲家のいわたけいこです。
さて、いよいよ学校が始まりましたね。
勉強もおそらく詰め込んでいかなくてはなりませんが、今の時期仮入部や部活見学などだと思います。
吹奏楽では合奏ができなかったりなど、色々制限はあると思いますが、リモート合奏の動画などを見て期待を膨らませた方も多いかな?と思います。
前回の記事はこちら。
前回は楽器を持たずに練習するという内容でした。
さて、今日はいよいよ入部、そして楽器が決定した場合、おそらく最初に決めなければいけないこと・・・それが「楽器の購入」です。
備品を使用させてもらえる学校はまず慌てず備品を使えばいいと思いますが、経験上備品である楽器はかなりの割合で整備されていないものが多いのが現状です・・・。
ピストンが動かない、部品が足りない・・・など色んな事があると思いますが、何が一番怖いかって「それが異常だということに気が付かない」ということなんです。
だって楽器を初めて使いますから、初めて持ったものが普通だと思いますよね笑
毎年この時期の学校レッスンはまず1年生が使っている備品の整備から始まります笑
ピストンは動くか、管は抜けるか、洗ってあるか・・・などのチェックをして、私が直せそうなものはやりますが、部品が足りなかったり欠けていたりすると全て先生に「これを買っておいてください」とメモを渡します。
なので、私としては是非トランペットは「自分の楽器」を持てるといいなあと思います。
もちろん、楽器を購入するのは親御さんだと思います。
保護者の方は是非こちらをお読みいただけると嬉しいです!
さて、楽器は何にしたらいいのでしょうか?
もちろん予算もあると思います。
予算的に厳しいという方は中古楽器も検討すると思いますが、中古楽器に関してはこちらの記事をお読みください!
新品の楽器ですが、できればお値段で言うと20万円前後以上のものをおすすめします。
メンテナンスや、部品などのことを考えるとこのランクのものが安心だと思いますし、メッキの劣化も少なく、おそらく使い方によっては一生使えます。
楽器屋さんはおそらく一番ランクの高いものをおすすめします笑
Bachなら180ML37、YAMAHAならYTR8335あたりかな?
もちろん、ランクの高いものはいいです!
購入できるなら是非それにしていただけるとホントに確実に一生使えるし、きれいに使ってれば3年間でやめてもある程度のお値段で買取・・・(以下自粛)
楽器は最初うまくいかなくても、半年も使えば慣れます。
初心者だとこれはキツいかもしれないよ〜と言われても、使ってれば慣れるのでどんな楽器でもいいと思います。
一番手に入りやすくて、そこそこのお値段でオススメするのはこちら↓
(リンクから買わないでくださいね笑 理由はあとで説明します)
YAMAHAのYTR850のシリーズ。
お値段もそこそこで、このぐらいのランクであれば問題なく使えます。
私は20年以上ずっとこのランクの楽器を推してます笑
Bachのヴィンセント37。
最近いわゆる定番の180MLシリーズが値上げしたんですよね〜。
私も使ってる楽器なんですが。
ひとつ下のランクのこちらのヴィンセントですが、生徒さんのために選定したときに「えっ、これめっちゃいいじゃん!」って思ったんです。
すごく吹奏感もいいですし、楽器としてもとてもいいです。
ちなみに、こちらはネットでも購入できますが、先日の中古楽器のときも書きましたが、ちゃんとわかる人に見てもらった方がいいです。
このランクの楽器であればまあまずどの楽器もそんなに当たり外れがあるわけではないのですが、ほんの少しずつ個体差もありますのでもし身近に楽器に詳しい人がいたら少し吹いてもらったり(いま試奏ができるかわからないですが・・・)相談してみることをおすすめします。
マウスピースですが、とりあえず付属品でいいと思います。
もし、楽器はすぐに購入できないようであればマウスピースだけ買うのもいいと思います。
私がおすすめするのは、Bachの5Cと11/2Cです。
Bachの付属品はだいたい7Cなのですが、私は今後色んな事を考えてもこの2つが良いかなあと思っています。
YAMAHAのマウスピースに関してはあまり詳しくないので割愛しますね。
だいたいマウスピースの大きさの基準がBachの大きさになっていることもあるので、これらのマウスピースと同じような内径のものを選ぶといいのではないかなあと思います。
もちろん、最初からこだわりのマウスピースでもいいと思うんですけどね笑
5万円台ぐらいまでの安価な楽器もたくさんありますが、こちらはあまりおすすめできません。
もちろん、音は出ますし、YAMAHAのものは安価な楽器も丈夫で壊れにくいのですが、吹奏楽で使用する場合かなり毎日のように楽器を吹きますし、使う頻度が高いので少しお値段がするぐらいの楽器のほうが耐久性があります。
のちのち買い替えでもいいのですが、結果的にある程度のお値段の楽器を購入したほうが長く使えるので安く済みます笑
(ケチな主婦の発想↑)
もちろん、部活の先輩の楽器などを参考にしてもいいと思います。
思い切って何の楽器を使っているか聞いてみましょう。
同じものにするというのもアリだと思います。
そうそう、ひとつ楽器の色についてです。
楽器にはおよそ3種類のカラーがあります。
・ラッカー
・シルバー
・ゴールド
の3種類です。
簡単に説明すると、
ラッカーはメッキをしていない楽器に透明で光沢のある液体をかけています。
物によっては2トーンカラーみたいになっています。
シルバーはラッカーをかけたあとに銀メッキをかけています。
ゴールドはラッカー、シルバーのメッキの上に更に純金のメッキをかけています。
ゴールドは金の相場にもよるので楽器のお値段は時価です。
お魚みたいですね笑
ゴールドはおよそシルバーの楽器+10万円ぐらいかな〜と思います。
もう少しするかな・・・。
最初から純金いっちゃう方はご家族と要相談ですね笑
吹奏楽ではシルバーを使っている子が多いような気がします。
楽器屋さんでおすすめされるのがこれなのか、周りの先輩たちがシルバーだからシルバーにするとか、色々あると思います。
金メッキのサテン持ってる子もいましたけどね笑
自分の楽器を持つとモチベーションが違います!
私もいま新しく来た子が楽しくていっぱい吹いてます笑
親御さんも、「長くつづけるかわからないし・・・」と躊躇する気持ちもとっっってもよくわかりますが、是非可能であれば良い楽器を買ってあげてください。
3年間フルで使えば元が取れるぐらいお子さんの貴重な経験に繋がってくると思うので、是非素敵な楽器に出会えることをお祈りしています♬
ではまた。ばいば〜い!
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